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名前:Sally ◆s0jH0Jr0dc [] 投稿日:10/09/04(土) 03 00 13 ID grhmS6qX 1中 イチロー 2左 鉄平 3指 内川 4右 福留 5二 井口 6一 亀井 7三 新井 8捕 相川 9遊 川崎 DH無しは内川外して1番川崎、3番イチロー 【作戦】すべて普通 【先発】 調子次第 涌井、大竹、ホールトン、八木、バーネット 【中継ぎ】 シュルツ 中継ぎエース 浅尾、薮田 おまかせ 【抑え】 馬原 守護神 方程式 シュルツ→馬原 選手会長 井口 野手リーダー 亀井 投手リーダー 涌井
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基本情報 名前 kohei0madanai ジャンル ゲーム 性別 男 年齢 ? webカメラ なし マイク あり 配信時間帯 不定期 実況作品名 不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城! THE IDOLM@STER 2 特徴 マゾ ホモ ショタコン 配信中の名言・迷言 20代の女はさなぎ 主が行ったネ申プレイ・m9プレイ シレン2裏神社の深層にて唐突にショタ談義を始める 主のステータス 喋り 思考力 配信環境 OS CPU Memory VGA Sound コメント テスト -- テスト ts -- 名無しさん 名前 コメント
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【im@s×ソードワールド】 ファーランド戦記 0-6回目 この回の内容 お試しプレイ2洞窟探索(仮) タイトルロゴ四条貴音とちはやよいおりつこが綴る ファーランド戦記 或いは 美の化身の最期 セッション風景設定検討 小芝居ファーランド神話~K.Uの慟哭~(仮) セッション風景設定検討 謎空間 この回で採用されたコメント 私は知らなかったけど、プロデューサー達が言うにはそれ、魔神たちがやってることらしいわ。 出典 コメ番 原文 0-5 55 と言うか、魔神の暗黒魔法がその考え方だからなあ、はっきり言って世界観を壊す設定になるんだが…
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Episode0『プロローグ』 第501統合戦闘航空団。通称、ストライクウィッチーズによりロマーニャが開放され部隊が解散されてから数ヶ月。 解散後もメンバー達は各々の目的を果たすため日々奮闘していた。 扶桑の宮藤芳佳もその一人だ。 彼女は先の戦いで魔力を完全に使い果たしウィッチとしての能力を完全に失ってしまった。 もう彼女は飛ぶことすら出来ない。 しかし、彼女は家業の医師としての仕事を次ぐために日々修行していた。 そんなある日のことだった。 ?「御免ください。」 宮藤母「は~い。あら、あなたは・・・」 そこにいたのは扶桑海軍所属の土方兵曹だった。 土方「ご無沙汰しております。ご息女はいらっしゃいますか?」 宮藤母「ええ、いますけれど・・・」 土方「お話ししたいことがあるのですが少々お時間のほうを・・・」 芳佳「どうしたのお母さん?お客さ・・・あ!土方さん!」 土方「ご無沙汰しております、宮藤さん。」 芳佳「今日はどうしたんですか一体?」 宮藤母「芳佳にお話しがあるそうよ・・・」 芳佳「そうなんですか!?なら上がってってください。」 土方「お邪魔してもよろしいでしょうか?」 宮藤母「ええ、どうぞ上がってください。」 土方「ではお邪魔します。」 ---居間--- 宮藤母「粗茶です、どうぞ。」コト・・・ 土方「ああ、どうぞお構いなく・・・」 芳佳「それでお話しって・・・」 土方「はい、そのことなんですが・・・」 宮藤母「また・・・芳佳を連れて行くんですか・・・?」 土方「・・・・・はい。」 芳佳「え・・・?それってどういう・・・」 土方「はい・・・」 土方「第501統合戦闘航空団が再結成されます。」 そう、依然世界からネウロイの脅威は去っていなかったのだ・・・ 芳佳「ほんとうですか!?あ・・・でも私にはもう・・・」 宮藤母「そうです。芳佳にはもう魔力が無いんですよ?それなのに・・・」 土方「宮藤さんにはぜひウィッチーズの軍医としてのご同行願いたいと坂本少佐が・・・」 芳佳「坂本さんが?でも、坂本さんももう魔力が・・・」 土方「はい、確かに少佐は魔力をなくされました。」 土方「しかしながら教官としての少佐の能力は衰えていません。」 土方「そのためぜひ教官として迎えたいとカールスラントのミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐から要請があり・・・」 芳佳「ミーナ隊長が・・・」 土方「はい、それならば宮藤さんもぜひ連れて行きたいと少佐が・・・」 宮藤母「でも、芳佳がいってもお荷物になるだけじゃ・・・」 土方「いえ、なんでも宮藤さんはウィッチーズにいたとき食事当番を良くやっていたそうですね?」 芳佳「は、はい・・・やってました。」 土方「そのときの食事の評判がとてもよろしかったそうで、今回もぜひやっていただきたいと・・・」 芳佳「な、なんだか照れちゃうな・・・///」 土方「それにあなたという存在がウィッチーズの士気を保つためにも必要だと坂本少佐がおっしゃっていました。」 芳佳「私が・・・」 土方「無理にとは言いません。ですが可能ならばぜひ来て欲しいのです。」 芳佳「今度はどこを開放するんですか・・・?」 土方「はい、私が聞いた限りでは・・・」 土方「カールスラントだと。」 芳佳「カールスラント・・・」 土方「ええ、あの国は依然ネウロイに占領されたままです。」 土方「そこで、先日の国際会議でカールスラントの奪還作戦が発令されたそうです。」 芳佳「それをストライクウィッチーズが・・・」 土方「はい、ウィッチーズの中でもかなり功績のある部隊ですから・・・」 土方「たしか、501にはカールスラント出身の方もいらっしゃいましたよね?」 芳佳「はい、バルクホルンさんとハルトマンさんとミーナ隊長が・・・」 土方「そうですか・・・。宮藤さん厚かましいようで申し訳ないのですが、私も宮藤さんにはぜひついていっていただきたいと思います・・・」 芳佳「え・・・?」 土方「実はお2人が帰国してから少佐から501での話しをいろいろと聞きました。」 土方「もちろん宮藤さんのご活躍も・・・」 土方「その話の中でも少佐は特に宮藤さんのことを多く話してくれました。」 土方「それで、思ったんです。」 土方「あの部隊にはあなたが必要なんだと。」 土方「あなたがあの部隊に来てから部隊の皆さんもずいぶん変わったそうです。もちろん良い意味で。」 土方「少佐も言ってました。どんな時も宮藤さんが中心にいたと。」 芳佳「・・・・・・」 土方「あなたのおかげで本当の意味で部隊が一つになったと。」 土方「宮藤さん。どうかわれわれのお願いを聞いてはいただけないでしょうか・・・」 芳佳「・・・・・・少し・・・」 土方「・・・・・?」 芳佳「・・・少しだけ時間をください。」 芳佳「ダメ・・・ですか・・・?」 土方「いえ、時間はまだあります。」 土方「出発まではまだ2ヶ月ほどありますから。」 芳佳「それまでには必ず決めます・・・だから・・・」 土方「わかりました。それでは今日のところは失礼します・・・」 ---玄関--- 土方「今日は突然押しかけてしまってどうもすみませんでした。」 宮藤母「いいえ・・・」 土方「ああ、そういえば少佐から伝言を預かっていました。」 芳佳「・・・?」 土方「『私達は11人でストライクウィッチーズだ』」 芳佳「!!」 土方「いい返事を期待しています・・・それではまた。」 そう言って土方は去っていった。 宮藤母「・・・芳佳。」 芳佳「・・・なに、お母さん?」 宮藤母「本当はもう決まってるんでしょう?」 芳佳「・・・・・」 宮藤母「・・・行って来なさい。」 芳佳「・・・・・え!?」 宮藤母「お話を聞いててお母さん、すごくうれしかったわ。」 宮藤母「お母さんの知らないところで芳佳がそんなに成長していたなんて・・・」 宮藤母「それに、芳佳を必要としている人がたくさんいることもわかったし・・・」 芳佳「でもお母さん・・・私がいなくなったらまたお母さん達に心配かけちゃう・・・」 宮藤母「大丈夫よ。」 芳佳「え・・・?」 宮藤母「さっきのお話し聞いて心配なんて吹っ飛んじゃった。」 宮藤母「それにお父さんも言ってたでしょ?」 宮藤博士「芳佳。お前には母さんやおばあちゃんに負けない大きな力がある。その力で・・・」 宮藤博士『みんなを守るような立派な人になりなさい。』 ―――――― ――――― 2週間後芳佳は先日の返事をするために横須賀基地にいる坂本美緒のもとを訪れていた。 芳佳「こんにちはー」 整備士「おお!宮藤さんじゃないか!」 芳佳「お久しぶりです!あの、坂本さんはいらっしゃいますか?」 整備士「ああ、少佐に会いに来たのか。案内するよ。」 芳佳「ありがとうございます!」 ---施設内廊下--- 土方「宮藤さん!」 芳佳「こんにちは。その・・・今日はお返事に来ました・・・」 土方「そうでしたか!君、後は私が引き受けるから仕事に戻ってくれ。」 整備士「はっ!・・・それじゃあね、宮藤さん。」 芳佳「はい、案内ありがとうございました。」 土方「ではこちらへ・・・」 ---来客室--- 土方「少佐はもう少しで参りますので少々ここでお待ちください。」 芳佳「わかりました。」 5分後・・・ ガチャ・・・ 扉が開いた。そこにいたのは忘れもしない恩師の姿であった。 坂本「ひさしぶりだな、宮藤!」 芳佳「坂本さん!」 久々の再開に2人はしばらく思い出話しに花を咲かせていた。 坂本「ところで宮藤。」 突然坂本が真剣な面持ちになった。 坂本「先日の話の返事が聞きたいのだが・・・」 そう、カールスラントへ芳佳がついてくるのかという話しだ。 芳佳「あ、そうでしたね・・・すっかり忘れちゃってました・・・」 芳佳の相変わらずさにあきれてため息をつく坂本。 坂本「まったく・・・仕方の無いやつだ・・・それで?」 芳佳の眼差しが真剣なものに変わった。 芳佳「坂本さん・・・」 芳佳「私も連れて行ってください!」 芳佳「この2週間ずっと考えました。」 芳佳「ううん、答えははじめから決まってました。でも・・・」 坂本「でも?」 芳佳「やっぱり迷ったんです。家のことを考えると・・・」 芳佳「おばあちゃんやお母さんそれにみっちゃんにこれ以上心配かけてもいいのかなって。」 芳佳「でもみんな言ってくれました、『いってきなさい』って。」 芳佳「だから私行きます!私にも出来ることがあるから!」 坂本「はっはっは!そうか。なら一緒に行こう宮藤!」 坂本「私達は11人で『ストライクウィッチーズ』だ!」 芳佳「はい!」 こうして新たな物語の歯車が回り始めた。 続き→ペルソナ1
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Nega0 【ねがぜろ】 ジャンル ガールズデバッグADV 対応機種 Windows 2000/XP/Vista メディア DVD-ROM 1枚 発売・開発元 ETERNAL 発売日 2009年9月25日 定価 8,800円(税別) プレイ人数 1人 レーティング アダルトゲーム 判定 なし ポイント 複雑な設定とシナリオバトルは◎キャラが受けるかどうかが問題 ETERNAL作品リンク 『世界はフリーズしようとしている』 概要 あらすじ 用語 キャラクター紹介 デバッグシステム バトルシステム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 『輝光翼戦記 天空のユミナ』で華々しいデビューを飾ったETERNAL(*1)の二作目。 バトルは前作から簡略化したが、ADVとしては進化している。ただし、スケールやシナリオに関しては前作よりも人を選ぶものになっている。 万人受けしないため、知名度も『ユミナ』に比べると及ばないが、本作には本作にしかない魅力が詰まっている。 あらすじ この世界は人々の認識という、あやふやなものでできている。各個人の認識は巨大な集合認識に繋がっていて、それが世界の状況を決定しているのだと、未来からやってきたらしいノートパソコン(のようなもの)の中の彼女は言った。その認識を強引に世界に適用させ、現実を曲げてしまう行為こそを、魔法と呼ぶのだと。そして魔法を使うには、魔法の存在を信じる心と環境が必要なのだと。本当は存在しなかった嘘を、真実だと思いこめる心が必要なのだと。彼女は続けた。強引に書きかえた願いはやがて世界に大きな矛盾を起こし、やがては世界のフリーズ現象を引き起こす。そして、そんな魔法を使える魔法少女を増やす七面倒な魔法少女が、近い将来出現してしまうと。つまり、世界はピンチらしい。「だかられーこさん、あなたの夢を信じない心が必要なんです。不条理を修正するデバッガーとなって、このピンチを救ってください!」ネガティブ少女の正義のスパナが、ファンタジーを現実へと引き戻す。さよなら、ご都合主義。(公式サイトより引用) 用語 認識 世界を構成しているという、現実。当たり前の日常。 魔法 認識を自分の都合のいいように作り替えてしまう存在。これを使う存在を総じて魔法少女という。 デバッガー 魔法によって曲げられた認識を正す正義な存在。 アプリ デバッガーの武器や技のこと。 キャラクター紹介 + クリックで展開 宇崎なおた} 主人公。ご都合主義のようなもので、謎の勇者パワーを授かる。歳の割には妙に達観している節があり、それがれーこのカンフル剤になっている。効率的を主に考える効率主義者。 夢埜れーこ} なおたの幼馴染。非常にネガティブであるが、そのネガティブさによってデバッガー「ネガティブゼロ」へ変身出来る。とにかく自分が一番信用出来ず、嫌いな存在と言って聞かない頑固者。物語では結構重要な存在。 守沢いちよ れーこの唯一の親友。文武両道でスタイルもよく、おまけに性格も柔和。完璧な少女であるが、彼女には非常に辛い過去があり、今の状態はそれを押し込めているからである。れーこに対しては少々意地悪な面を見せる。 九重ナナカ} パッキンツインテのクール少女。一人称がボク。彼女もデバッガーであり、「クールセブン」と名乗っている。とっつきにくいところがあるが、心配性で面倒見が良かったりもする。シドという携帯型パソコンを持つ。ちなみに、前作『天空のユミナ』でも似たような性格で、かつ似たような声優を起用したキャラが存在している。 ファソ 未来からやってきた、れーこのパソコン。お調子者で、性悪な部分を隠しもしない。普段はパソコンのちびキャラだが、長身美女である実体化も可能。しゅごおおおお、という独特な鳴き声を持つ。 デバッグシステム シナリオ中に、テキストの矛盾点を洗い出してどんどん突っ込んでいく。 突っ込まれた認識は正常化され、通常とは違ったシナリオへ分岐していく。時折、エッチな展開になることも。 バトルシステム エリア 画面左上の3つのゾーンで、赤い部分が敵の射程範囲内となる。それ以外の場所へ移動すれば攻撃は当たらないが、与えるダメージが低くなる。 トリガーアプリ 下記のチェインスキルを発生させるアプリ。 チェインスキル トリガーアプリから連鎖する。ただし、同じエリアにいないとチェインは発動しない。 スイッチアプリ 単独でのチェインは限りがあるため、味方の攻撃に派生させる。 カウンター 敵の攻撃と同じタイミングで移動アプリを使って攻撃すると、敵の防御率を無視した1.5倍のダメージを叩き出せる。 評価点 秀逸なバトルシステム バトルはシンプルだが、ゴリ押しできるような甘い難易度ではない。 中には、ダメージ覚悟で飛び込む必要のある敵もおり、それなりに歯ごたえのあるバトルが楽しめる。 熱いBGM バトルBGMが特に良い。1ループが長めであるため、バトルが長丁場になっても気にならない。 デバッグシステム あくまでADVとしての選択肢をデバッグに割り当てただけに見えるが、これによって分岐するシナリオはお馬鹿シナリオに繋がることもある。また、そのENDも非常に多岐にわたるため、やりこみ派には良いだろう。 キャラクターの成長度 れーこは当初非常にネガティブでプレイしていてイライラすることも多いが、最終ルートでは驚嘆するくらいの勇敢さを身につけ、彼女の成長の成果が実感出来る。やることも非常に規模が広く、人はここまで変われる、ということを身に沁みさせてくれる。 賛否両論点 濃ゆいキャラクター勢 まともなキャラを探す方が難しい。全てのキャラが大体酷いことをしたりされたりしている。 なおたはまともなんじゃ?と思うが、効率主義という言葉を利用して、自分への負担を軽くした上で、最良な策を講じるという策士なキャラなため、これについては賛否が分かれる。所謂努力する事なかれ主義であるため、ネガティブ全開のれーこに対しても、これといった思いやりが希薄。 れーこについては、最終章でようやくまともなキャラに成長するが、それまではただただストレスが溜まるうじうじキャラ。第二章が特に顕著で、本作のシナリオは非常に長い(*2)ため、この辺りで投げてしまうプレイヤーは多いと思われる。声優の演技力が祟って、うじうじボイスが余計に癪に障る。 結末について + 重要なネタバレ含む まず、本作の最初のシナリオはなおたは既に死亡しており、それによって認識世界の特異点となったれーこが、なおたが存在する世界にねじ曲げたというところから始まる。 それをデバッグしに、未来からやってきたれーこの娘であるナナカが、母のデバッグを行うというもの(ナナカの未来では、なおたは存命している)。 結果的に魔法の根源であるラスボスを倒すが、世界を正常に直したと同時に、なおたも消えてしまう。 最後は、なおたがすぐ後ろにいるかもしれない…という淡い期待で、笑顔で振り返るれーこの一枚CGでENDとなる。 この結末については、最早一定の評価を下すことは出来ないだろう。 問題点 複雑な世界観 シナリオの時点で、本ゲームの世界はかなり不安定な状況に陥っている。そのため、ちょっとしたことで矛盾が生じ、そのために元一般人だったれーこが駆り出されるため、シナリオの展開がやや強引なのは否めない。 あまり意味のないスタイル 貧乳だろうが豊胸だろうが、どのCGでも同じ大きさに見える。いちよルートでも、そのスタイルを活かしたプレイはない。 解明されていない謎 + 重要なネタバレ含む ファソの正体 誰が作り、誰の性格を引き継いだのかは判明しない。シドは恐らくなおたが作ったものだろうが、ファソに関しては明言されていない。「まるで、なおたさんのことは昔から知ってるようです」という思わせぶりな発言があるが、謎の上塗りである。 ナナカの父親 恐らくはなおたなのだろうが、なおたとれーこの血筋には金髪キャラがいない。そのため、父親別人説が出てきても不思議ではない(作中でナナカ以外の金髪キャラはいないため、考察にならないだろうが)。 兼定について なおたの悪友キャラであるが、実はラスボスと密接した関係であることが判明する。しかし、それを匂わすようなフラグは存在せず、多少発言がメタ的である程度。この辺りの設定は意外性を持たせたかったのだろうが、兼定である理由が全く説明されない。女子の制服を持っているのも、ラスボスに着せるためという理由があるが、かなり苦しい。そもそもラスボスは人間ではない(仮の姿では少女であるが)。 れーこについて なぜれーこが特異点になったのか、なぜれーこだけが世界全体をねじ曲げてしまうほどの魔法を使えたのか、その理由もはっきりしない。 総評 作品としてはかなり癖が強く人を選ぶ作品である。FDも特に出ていない(といっても、輝光翼戦記シリーズ以外は未出だが)。 ADV要素は あくまで前作と比べてであるが 強化されているので、その点は安心してプレイ出来る。 バトルは中々歯ごたえもあり、テンポも良くなっているので充分楽しめるだろう。
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String オブジェクト (String Objects) 15.5.1 関数として呼出される String コンストラクタ (The String Constructor Called as a Function) String がコンストラクタとしてではなく関数として呼出されると、型変換を行う。 15.5.1.1 String ( [ value ] ) ToString(value) で算出される (String オブジェクトではなく) 文字列値 を返す。 value が供給されないならば、空文字列 "" が返される。 15.5.2 String コンストラクタ (The String Constructor) new 式の一部として呼出される String は、コンストラクタである 新規にオブジェクトを生成し、初期化する。 15.5.2.1 new String ( [ value ] ) 新規に構築されたオブジェクトの Prototype プロパティは、 String.prototype (セクション 15.5.3.1) の初期値である、オリジナルの String プロトタイプオブジェクトに設定される。 新規に構築されたオブジェクトの Class プロパティは、 "String" に設定される。 新規に構築されたオブジェクトの Value プロパティは、 ToString(value) に設定され、 value が供給されないければ空文字列に設定される。 15.5.3 String コンストラクタ のプロパティ (Properties of the String Constructor) String コンストラクタの内部 Prototype プロパティの値は、 Function プロトタイプオブジェクト (セクション 15.3.4) である。 内部プロパティと length プロパティ (値は 1) の他に、 String コンストラクタは次のプロパティを持つ 15.5.3.1 String.prototype String.prototype の初期値は String プロトタイプオブジェクト (セクション 15.5.4) である。 このプロパティは属性 { DontEnum, DontDelete, ReadOnly } を持つ。 15.5.3.2 String.fromCharCode ( [ char0 [ , char1 [ , ... ] ] ] ) 引数の数と同数で構成される文字列値を返す。各引数は、左から右へ、第 1 引数が第 1 文字目を指定、というように、結果文字列の 1 文字を指定する。引数は、演算 ToUint16 (セクション 9.7) の適用し、結果の 16 ビット整数を文字のコードポイント値とみなし、文字に変換される。 引数が供給されないならば、結果は空文字列である。 fromCharCode 関数の length プロパティは 1 である。 15.5.4 String プロトタイプオブジェクトのプロパティ (Properties of the String Prototype Object) String プロトタイプオブジェクトは、値が空文字列である String オブジェクト (Class が "String") それ自身である。 String プロトタイプオブジェクトの内部 Prototype プロパティの値は、 Object プロトタイプオブジェクト (セクション 15.2.3.1) である。 15.5.4.1 String.prototype.constructor String.prototype.constructor の初期値は String コンストラクタである。 15.5.4.2 String.prototype.toString ( ) この文字列値を返す。 (String オブジェクトでは、 toString メソッドは valueOf メソッドと同じものを返すということが起こることに注意。) toString 関数は汎用的ではない; this 値が String オブジェクトでなければ、例外 TypeError を投げる。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用できない。 15.5.4.3 String.prototype.valueOf ( ) この文字列値を返す。 valueOf 関数は汎用的ではない; this 値が String オブジェクトでなければ、例外 TypeError を投げる。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用できない。 15.5.4.4 String.prototype.charAt (pos) このオブジェクトから文字列に変換された結果文字列内の位置 pos の文字で構成される文字列を返す。その位置に文字がないならば、結果は空文字列である。結果は文字列値であり、 String オブジェクトではない。 pos が整数である Number 型の値ならば、 x.charAt(pos) の結果は x.substring(pos, pos+1) の結果と等しい。 charAt メソッドが 1 個の引数 pos で呼ばれると、 次のステップが取られる ToString を呼出し、引数に this 値を与える。 ToInteger(pos) を呼出す。 Result(1) の文字数を算出する。 Result(2) が 0 未満、または Result(3) 以上ならば、空文字列を返す。 Result(1) からの 1 文字、 すなわち Result(1) の第 1 (最左) 文字を位置 0, 次を位置 1, と考え、位置 Result(2) の文字で構成される、長さ 1 の文字列を返す。 NOTE charAt 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 15.5.4.5 String.prototype.charCodeAt (pos) このオブジェクトを文字列へ変換した結果文字列の位置 pos の文字のコードポイント値をあらわす数 (0 以上 216 未満の整数) を返す。その位置に文字が存在しないならば、結果は NaN である。 charCodeAt メソッドが 1 個の引数 pos で呼出されるとき、次のステップが取られる ToString を呼出し、引数に this 値を与える。 ToInteger(pos) を呼出す。 Result(1) の文字をを算出する。 Result(2) が 0 未満、または Result(3) 以上ならば、 NaN を返す。 Result(1) の最初の (最左) 文字を位置 0、 次を位置 1 として、文字列 Result(1) の位置 Result(2) の文字のコードポイント値である Number 型の値を返す。 NOTE charCodeAt 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 15.5.4.6 String.prototype.concat ( [ string1 [ , string2 [ , ... ] ] ] ) concat メソッドが 0 個以上の引数 string1, string2, etc. で呼出されると、 string1, string2, etc. のそれぞれ (各引数は文字列に変換される) の文字が続く (文字列に変換された) このオブジェクトの文字で構成される文字列を返す。 結果は文字列値であり、 String オブジェクトではない。 次のステップが取られる ToString を呼出し、引数に this 値を与える。 R を Result(1) とする。 引数リストから次の引数を取得する; これ以上引数がないならば、 ステップ 7 へ。 ToString(Result(3)) を呼出す。 R を 文字 Result(4) の続く、前の R の値内の文字で構成される文字列値とする。 ステップ 3 へ。 R を返す。 concat メソッドの length プロパティは 1 である。 NOTE concat 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 15.5.4.7 String.prototype.indexOf (searchString, position) searchString が、このオブジェクトの文字列への変換結果の部分文字列として position と同じかそれ以上の 1 個以上の位置で出現するならば、その position の最小のインデックスが返される; そうでなければ、 -1 が返される。 position が undefined ならば、 0 が想定され、文字列全域を検索する。 indexOf メソッドは 2 個の引数 searchString と position をとり、次のステップを実行する ToString を呼出し、引数に this 値を与える。 ToString(searchString) を呼出す。 ToInteger(position) を呼出す。 (position が undefined ならば、このステップは値 0 を生成する)。 Result(1) の文字数を算出する。 min(max(Result(3), 0), Result(4)) を算出する。 Result(2) である文字列の文字数を算出する。 k+Result(6) が Result(4) より大きくなく、かつ Result(6) より小さい全ての負でない整数 j に対して Result(1) の位置 k+j の文字が Result(2) の位置 j の文字と同じであるような Result(5) より小さくない最小の可能な整数 k を算出する; そのような整数 k が存在しないならば、値 -1 を算出する。 Result(7) を返す。 indexOf メソッドの length プロパティは 1 である。 NOTE indexOf 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 15.5.4.8 String.prototype.lastIndexOf (searchString, position) searchString が、このオブジェクトの文字列への変換結果の部分文字列として position と同じかそれ以上の 1 個以上の位置で出現するならば、その position の最大のインデックスが返される; そうでなければ、 -1 が返される。 position が undefined ならば、文字列値の長さが想定され、文字列全域を検索する。 lastIndexOf メソッドは 2 個の引数 searchString と position をとり、次のステップを実行する ToString を呼出し、引数に this 値を与える。 ToString(searchString) を呼出す。 ToNumber(position) を呼出す。 (position が undefined ならば、このステップは値 NaN を生成する)。 Result(3) が NaN ならば、 +∞ を用いる; そうでなければ、 ToInteger(Result(3)) を呼出す。 Result(1) の文字数を算出する。 min(max(Result(4), 0), Result(5)) を算出する。 Result(2) である文字列の文字数を算出する。 k+Result(7) が Result(5) より大きくなく、かつ Result(7) より小さい全ての負でない整数 j に対して Result(1) の位置 k+j の文字がResult(2) の位置 j の文字と同じであるような、 Result(6) より大きくない最大の負でない整数 k を算出する; そのような整数 k が存在しないならば、値 -1 を算出する。 Result(8) を返す。 lastIndexOf メソッドの length プロパティは 1 である。 NOTE lastIndexOf 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 15.5.4.9 String.prototype.localeCompare (that) localeCompare メソッドが 1 個の引数 that で呼出されるとき、このオブジェクト (文字列に変換される) と that (文字列に変換される) のロケールに反応する文字列比較の結果を表す NaN 以外の数を返す。 2 個の文字列が実装が定義する方法で比較される。結果は、システムのデフォルトのロケールが規定する並び順に文字列を並べることを意図され、this が that よりも前に来るか、同じか、後にくるかによって、それぞれ負、0、正になる。 localeCompare メソッドを 2 個の引数 this と that をとると関数と考えるならば、全文字列セットにおける矛盾のない比較関数 (セクション 15.4.4.11 で定義される) である。さらに、 Unicode 標準によって規準的に等価 (canonically equivalent) と考えられる 2 個の文字列を比較するとき、 localeCompare は 0 または -0 を返す。 実際の戻り値は、結果の値の追加情報の符号化を実装者に許可することを実装定義に残されるが、この関数は文字列の全てを全体的な並びを定義することを要求され、 Unicode 標準によって規準的に等価 (canonically equivalent) と考えられる 2 個の文字列を比較するとき、 0 を返す。 NOTE localeCompare メソッド自身を直接 Array.prototype.sort の引数にするのは、後者は 2 個の引数を要求するので適切ではない。 NOTE この関数は、ホスト環境から ECMAScript 環境に対して言語に反応する比較機能が可能になっていることを当てにして、ホスト環境の現在のロケールの規則に従った比較を意図される。この関数が Unicode 標準に従って規準的に等価 (canonically equivalent) である文字列を同一として扱うことが強く推奨される (言い換えると、双方の文字列をまず標準化形式 C または D に変換したかのように比較する)。この関数はまた Unicode 互換の等価性また分解を信頼しないことを推奨される。 全く言語に反応しない比較がホスト環境から可能ならば、この関数はビット比較を行ってよい。 NOTE localeCompare 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 NOTE この関数の第二パラメータは、この標準の将来のバージョンで使用される可能性がある; 実装はこのパラメータを他の用途に使用しないことを推奨する。 15.5.4.10 String.prototype.match (regexp) regexp がその Class プロパティが "RegExp" であるオブジェクトでないならば、それは式 new RegExp(regexp) の結果に置換される。 string を this 値の文字列への変換結果とする。次の一つを行う regexp.global が false ならば regexp の prototype.exec.RegExp (セクション 15.10.6.2 参照) 呼出して、パラメータとして string を渡し、取得される結果を返す。 regexp.global が true ならば regexp.lastIndex プロパティを 0 に設定し、マッチするまで RegExp.prototype.exec を繰返し呼出す。空文字列でマッチする (つまり regexp.lastIndex の値が無変更のまま) ならば、 regexp.lastIndex を 1 増分する。 n をマッチした数とする。返される値は、 length プロパティを n に設定され、プロパティ 0 から n-1 までがマッチする RegExp.prototype.exec 呼出しの全ての結果の最初の要素に該当する配列である。 NOTE match 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 15.5.4.11 String.prototype.replace (searchValue, replaceValue) this 値を文字列に変換した結果を string とする。 searchValue が正規表現 (Class プロパティが "RegExp" であるオブジェクト) ならば、以下をおこなう searchValue.global が false ならば、正規表現 searchValue のマッチの最初に関して string を検索する。 searchValue.global が true ならば、正規表現 searchValue のマッチの全てに関して string を検索する。 検索は searchValue.lastIndex の更新を含め String.prototype.match と同様の方法で行う。 m を searchValue 内の残りの捕捉括弧の数とする(NCapturingParens がセクション 15.10.2.1 で定義される)。 searchValue が正規表現でないならば、 searchString を ToString(searchValue) として、 searchString の最初の発生に関して string を検索する。 m を 0 とする。 replaceValue が関数ならば、マッチした各部分文字列ごとにその関数を呼出し、次の m + 3 個の引数を渡す。引数 1 はマッチした部分文字列である。 searchValue が正規表現ならば、続く m 個の引数は MatchResult (セクション 15.10.2.1 参照) 内の捕捉全てである。 引数 m + 2 は string 内部でマッチが発生した場所のオフセット、引数 m + 3 は string である。結果は、マッチした部分文字列のそれぞれ該当する関数呼出しの戻り値を必要に応じて文字列に変換して、オリジナルの入力を置換して派生する文字列値となる。 そうでなければ、 newstring を replaceValue を文字列に変換した結果とする。結果は、マッチした部分文字列のそれぞれを、次の表に規定される置換テキストで newstring 内の文字を置換した newstring から派生する文字列によってオリジナルの入力を置換して派生する文字列値となる。これら $ 置換は左から右へと行われ、そして、一旦そのような置換が行われれば、新しい置換テキストは更なる置換の主体にはならない。たとえば、 "$1,$2".replace(/(\$(\d))/g, "$$1-$1$2") は "$1-$11,$1-$22" を返す。 newstring 内で 下のどの形式にもマッチしない $ は、そのまま残される。 CharactersReplacement text $$$ $ マッチした部分文字列 $`マッチした部分文字列に先行する文字列の部分。 $ マッチした部分文字列に後続する文字列の部分。 $nn を 1 桁の数字 1-9 、かつ $n に10進数が続かないものとして、 n 番目の捕捉。 n≤m かつ n 番目の捕捉が undefined ならば、代わりに空文字列を使用する。 n m ならば、 結果は実装定義である。 $nnnn を 2 桁の数字 01-99 として、 nn 番目の捕捉。 nn≤m かつ nn 番目の補足が undefined ならば、代わりに空文字列を使用する。 nn m ならば、 結果は実装定義である。 NOTE replace 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 15.5.4.12 String.prototype.search (regexp) regexp がその Class プロパティが "RegExp" であるオブジェクトでないならば、それは式 new RegExp(regexp) の結果に置換される。 string を this 値の文字列への変換結果とする。 値 string は、正規表現パターン regexp の発生に対してその開始から検索される。結果はパターンマッチを行う string 内部のオフセットを示す数値となり、またマッチしないならば -1 となる。 NOTE このメソッドは regexp の lastIndex プロパティと global プロパティを無視する。 regexp の lastIndex プロパティはそのまま変更されない。 NOTE search 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 15.5.4.13 String.prototype.slice (start, end) slice メソッドは 2 個の引数 start と end をとり、このオブジェクトの文字列への変換結果の、位置 start の文字から開始して位置 end の前の文字までを含む部分文字列を返す (または文字列の末尾までなら end は undefined である)。 start が 負 ならば、 sourceLength を文字列の長さとして (sourceLength+start) として扱われる。 end が 負 ならば、 sourceLength を文字列の長さとして (sourceLength+end) として扱われる。結果は文字列値となり、 String オブジェクトにはならない。次のステップが取られる ToString を呼出し、引数に this 値を与える。 Result(1) の文字数を算出する。 ToInteger(start) を呼出す。 end が undefined ならば、 Result(2) を使用する; そうでなければ ToInteger(end) を使用する。 Result(3) が 負 ならば、 max(Result(2)+Result(3),0) を使用する; そうでなければ min(Result(3),Result(2)) を使用する。 Result(4) が 負 ならば、 max(Result(2)+Result(4),0) を使用する; そうでなければ min(Result(4),Result(2)) を使用する。 max(Result(6)-Result(5),0) を算出する。 Result(1) から、位置 Result(5) の文字で開始する Result(7) 個の連続する文字で構成される文字列を返す。 slice メソッドの length プロパティは 2 である。 NOTE slice 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 15.5.4.14 String.prototype.split (separator, limit) このオブジェクトを文字列に変換した結果の部分文字列が蓄積されている Array オブジェクトを返す。部分文字列は、 separator の出現の左から右への検索で決定される; これらの出現は返される配列内の部分文字列の一部にはならないが、文字列値の分割を提供する。 separator の値は任意の長さの文字列、または RegExp オブジェクト (つまり Class プロパティが "RegExp" であるオブジェクト; セクション 15.10 参照) でもよい。 separator の値は空文字列、空の正規表現、空文字列にマッチする正規表現でもよい。この場合、 separator は入力文字列の先頭または末尾の空部分文字列にマッチせず、また前の separator マッチの末尾の空部分文字列にもマッチしない。 (例えば、 separator が空文字列ならば、文字列は不可分の文字に分割される; 結果配列の長さと文字列の長さは等しく、各部分文字列は 1 文字だけを含む。) separator が正規表現ならば、バックトラッキングでその位置の空でない部分文字列マッチが発生するとしても、この文字列の与えられた位置の最初のマッチのみ考慮する。 (例えば、 "ab".split(/a*?/) が ["a","b"] と評価される一方、 "ab".split(/a*/) は ["","b"] と評価される。) このオブジェクトが空文字列ならば(または空文字列に変換されるならば)、結果は separator が空文字列にマッチ可能かどうかに依存する。可能ならば、結果は要素をもたない配列である。不可能ならば、結果は空文字である要素を 1 個持つ配列となる。 separator が捕捉括弧を含む正規表現ならば、 separator が捕捉括弧の結果 (結果 undefined を含む) にマッチするごとに、出力配列内に継ぎ足される。 (例えば、 "A B bold /B and CODE coded /CODE ".split(/ (\/)?([^ ]+) /) は配列 ["A", undefined, "B", "bold", "/", "B", "and", undefined, "CODE", "coded", "/", "CODE", ""] に評価される。) separator が undefined ならば、結果の配列は this 値 (文字列に変換された) である 1 個の文字列のみで構成される。 limit が undefined でないならば、出力配列は limit 個以下の要素になるように切り詰められる。 split が呼出されると、次のステップが取られる S = ToString(this) とする。 A を式 new Array() によるものと同様の新しい配列とする。 limit が undefined ならば、 lim = 232-1 とする; そうでなければ lim = ToUint32(limit) とする。 s を の文字数 S とする。 p = 0 とする。 separator が RegExp オブジェクト (Class が "RegExp") ならば、 R = separator とする; そうでなければ、 R = ToString(separator) とする。 lim = 0 ならば、 A を返す。 separator が undefined ならば、 ステップ 33 へ。 s = 0 ならば、 ステップ 31 へ。 q = p とする。 q = s ならば、 ステップ 28 へ。 SplitMatch(R, S, q) を呼出し、 z をその MatchResult result とする。 z が failure ならば、 ステップ 26 へ。 z は State のはずである。 e を z の endIndex とし、 cap を z の捕捉配列とする。 e = p ならば、 ステップ 26 へ。 T を、 S の位置 p から q の前までの文字で構成される部分文字列に等しい文字列値とする。 A の Put メソッドを、引数 A.length, T で呼出す。 A.length = lim ならば、 A を返す。 p = e とする。 i = 0 とする。 i が cap 内の要素数と等しいならば、 ステップ 10 へ。 i = i+1 とする。 A の Put メソッドを、引数 A.length, cap[i] で呼出す。 A.length = lim ならば、 A を返す。 ステップ 21 へ。 q = q+1 とする。 ステップ 11 へ。 T を、 S の位置 p から s の前までの文字で構成される部分文字列に等しい文字列値とする。 A の Put メソッドを、引数 A.length, T で呼出す。 A を返す。 SplitMatch(R, S, 0) を呼出し、 z をその MatchResult result とする。 z が failure でないならば、 A を返す。 A の Put メソッドを、引数 "0" と S で呼出す。 A を返す。 内部補助関数 SplitMatch は 3 個のパラメータ、文字列 S, 整数 q, 文字列または正規表現 R をとり、次を実行して MatchResult (セクション 15.10.2.1 参照) を返す R が RegExp オブジェクト (Class が "RegExp") ならば、 ステップ 8 へ。 R は文字列でなければならない。 r を R の文字数とする。 s を S の文字数とする。 q+r s ならば MatchResult failure を返す。 S の位置 q+r の文字が R の位置 i の文字と異なるような 0 から r の前までの整数 i が存在するならば、 failure を返す。 cap を captures (セクション 15.10.2.1 参照) の空の配列とする。 State (q+r, cap) を返す。 (セクション 15.10.2.1 参照) R の Match メソッドを呼出し引数に S と q を与え、 MatchResult result を返す。 split メソッドの length プロパティは 2 である。 NOTE split 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 NOTE split メソッドは、 RegExp オブジェクトである separetor の separator.global の値を無視する。 15.5.4.15 String.prototype.substring (start, end) substring メソッドは 2 個の引数 start と end をとり、このオブジェクトの文字列への変換結果の、位置 start の文字から開始して位置 end の前の文字までを含む部分文字列を返す (または文字列の末尾までなら end は undefined である)。 結果は文字列値となり、 String オブジェクトにはならない。 引数が NaN または負の値のいずれかならば、 0 に置換される; 引数が文字列の長さより大きいならば、文字列の長さに置換される。 start が end より大きいならば、それらは交換される。 次のステップが取られる ToString を呼出し、引数に this 値を与える。 Result(1) の文字数を算出する。 ToInteger(start) を呼出す。 end が undefined ならば、 Result(2) を用いる; そうでなければ ToInteger(end) を用いる。 min(max(Result(3), 0), Result(2)) を算出する。 min(max(Result(4), 0), Result(2)) を算出する。 min(Result(5), Result(6)) を算出する。 max(Result(5), Result(6)) を算出する。 長さが Result(8) と Result(7) の差であり、 Result(1) からの文字、すなわち昇順の添え字で Result(7) から Result(8)-1 までの文字を含む文字列を返す。 substring メソッドの length プロパティは 2 である。 NOTE substring 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 15.5.4.16 String.prototype.toLowerCase ( ) このオブジェクトが文字列でないならば、文字列に変換される。文字列内の文字は、一つ一つ小文字に変換される。結果は文字列値となり、 String オブジェクトにはならない。 文字は一つ一つ変換される。各変換の結果は、文字が Unicode 小文字 (Unicode lowercase equivalent) を持つならばそれが使われ、持たないならばオリジナルの文字である。 NOTE 結果は Unicode 文字データベース (これは UnicodeData.txt ファイルだけでなく、 Unicode 2.1.8 以降に含まれる SpecialCasings.txt ファイルも明示的に含む) 内におけるケースマッピングに従い引き出されるべきである。 NOTE toLowerCase 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 15.5.4.17 String.prototype.toLocaleLowerCase ( ) この関数は厳密に toLowerCase と同様に動作する。但し、結果はロケールから独立した結果ではなく、ホスト環境の現在のロケールに対して正しい結果をもたらすことが意図される。正規 Unicode 文字マッピングで言語の規則が干渉する (たとえばトルコ語のような) ごく一部の文字でのみ違いが存在する。 NOTE toLocaleLowerCase 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 NOTE この関数の第一パラメータは、この標準の将来のバージョンで使用される可能性がある; 実装はこのパラメータを他の用途に使用しないことを推奨する。 15.5.4.18 String.prototype.toUpperCase ( ) この関数は String.prototype.toLowerCase ときっちり同じように振舞う。但し、文字は Unicode 文字データベースで規定される大文字の同じ文字にマップされる。 NOTE toUpperCase と toLowerCase はともにコンテキストに反応する振る舞いを持つため、関数は非対称的である。言い換えると、 s.toUpperCase().toLowerCase() は s.toLowerCase() と等しいとは限らない。 NOTE toUpperCase 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 15.5.4.19 String.prototype.toLocaleUpperCase ( ) この関数は厳密に toUpperCase と同様に動作する。但し、結果はロケールから独立した結果ではなく、ホスト環境の現在のロケールに対して正しい結果をもたらすことが意図される。正規 Unicode 文字マッピングで言語の規則が干渉する (たとえばトルコ語のような) ごく一部の文字でのみ違いが存在する。 NOTE toLocaleUpperCase 関数は故意に汎用的である; this 値が String オブジェクトであることを要求されない。それゆえ、他の種類のオブジェクトにメソッドとして転用可能である。 NOTE この関数の第一パラメータは、この標準の将来のバージョンで使用される可能性がある; 実装はこのパラメータを他の用途に使用しないことを推奨する。 15.5.5 String インスタンスのプロパティ (Properties of String Instances) String インスタンスは、 String プロトタイプオブジェクトからプロパティを継承し、また Value プロパティと length プロパティを持つ。 Value プロパティは、この String オブジェクトによってあらわされる文字列値である。 15.5.5.1 length この String オブジェクトによってあらわされる String 値の文字数である。 一旦 String が生成されたら、このプロパティは変更されない。属性 { DontEnum, DontDelete, ReadOnly } である。
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2008年3月 Date Swim Bike Run Memo Weight(kg) Fat(%) 1(Sat) 0 55km 0 マラソン前なので軽くバイク、でも疲れた。。。 57.7 13.2 2(Sun) 0 0 42.2km 篠山マラソン 3(Mon) 0 0 0 通勤Jog 57.4 12.6 4(Tue) 0 0 10km 通勤Jog、Body Jam(60 ) 56.5 5(Wed) 0 0 10km まだ筋肉痛が。。。 56.0 6(Thu) 0 0 10km 昼休みやっとキロ4 15"ほど 57.4 13.7 7(Fri) 0 0 8(Sat) 0 0 57.7 13.2 9(Sun) 0 0 10(Mon) 0 0 0 通勤Jog 57.4 12.6 11(Tue) 0 0 10km 通勤Jog、Body Jam(60 ) 56.5 12(Wed) 0 0 20km 13(Thu) 0 0 10km 14(Fri) 1500m 0 15(Sat) 0 0 0 串本ダイビングツアー 16(Sun) 0 0 0 串本ダイビングツアー 17(Mon) 2000m 15km 0 18(Tue) 0 0 10km 通勤Jog、Body Jam(60 ) 19(Wed) 0 0 7km 20(Thu) 0 0 0 21(Fri) 2100m 0 8.5km 56.5 22(Sat) 1000m 125km 6km 55.0 23(Sun) 0 92km 0 24(Mon) 2000m 0 10km 通勤Jog 57.4 12.6 25(Tue) 0 0 10km 通勤Jog、Body Jam(60 ) 56.6 26(Wed) 0 0 18km 通勤Jog、瑞ヶ池インターバル 27(Thu) 0 10km 3km 56.5 28(Fri) 0 0 10km 29(Sat) 2300m 130km 9km 篠山ライド、武庫川ラン、テイケイスイム 56.0 30(Sun) 0 0 24km 武庫川、午後から加賀温泉で友人の結婚式 55.8 31(Mon) 2350m 0 0 午前中は加賀温泉から移動、強風で電車45分遅れる。午後から出勤 56.0
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819 :佐白 :2008/05/19(月) 16 55 57.83 ID vORy/rs0 『シガレット→しがれっと』第十話 久しぶりの大学は、春休みに入る前とまったく変わっていなかった。よく目にしている掲示板には、学生課からの張り紙や新入生に向けたサークル勧誘のポスターが所狭しと貼られている。 その中には、俺が所属する演劇サークルの勧誘ポスターも貼られていた。もちろん、この体になってからは一度も顔を出していない。 「そこの君!新入生?」 不意に後ろから声をかけられた。相手は数人の男達で、見るからにチャラい格好をしている。 「今、そこの勧誘ポスター見てたでしょ?オレらのサークルはチョー楽しいぜ?試しに入ってみなよ」 「い、いえ・・・・・・。興味ないですから」 そうか、今は女の姿をしているからこういう奴等が寄ってきてしまうのか。女も大変だな。そう思いながらその場を離れようとしたが、いつの間にか俺の周りは男達に囲まれていた。 「あの、すみません。どいてくれませんか?」 「そんなつれない事言わないで、さ。良いじゃん良いじゃん、見学だけでもしてよ」 俺は身の危険を感じ始めていた。この数人の男達に対し、今の俺は狼に囲まれた兎なのだ。 「あー、メンドいな!良いじゃんかよ!」 「あっ!」 一人の男が俺の態度に痺れをきたしたのか、乱暴に腕を掴んできた。 「やめっ・・・・・・、離してください!」 「いいじゃんか、減るもんじゃないし」 助けを求めて周りを見回してみても、仲間の暴走を止めるどころか他の男達もニヤついた顔で見ているだけだった。 ──ヤバい!そう思った時だった。 「お前等、そこで何をしている!」 凛と澄み切った声がその場に響き渡った。 「やべぇ、風紀がきちまった。おい皆、逃げるぞ!」 リーダー格の奴がそう叫ぶと、俺を囲んでいた男達は蜘蛛の子を散らすように逃げていってしまった。 俺はというと、安心したせいで体から力が抜け、その場に座り込んでしまった。 820 :佐白 :2008/05/19(月) 16 56 58.34 ID vORy/rs0 驚いたことに、俺を助けてくれたのは女性だった。腕には”風紀”と書いてある腕章を付けている。 「大丈夫か?」 「はい・・・・・・。助けていただいてありがとうございます。ところで、あなたは?」 「私は法学部3年の厳島綾。見ての通り、風紀委員会の一員だ」 「あいつ等は度々問題を起こすサークルでね。今日も見回りに来て正解だったよ」 とても勇ましい風格の彼女は、近くで見ると意外と小柄で可愛らしい顔付きをしている。噂には聞いていた風紀委員を、まさかこんな可愛い女の子がしていたなんて、驚きだ。 風紀委員会とは、この大学内で最も権限を持っている大学自治体の事だ。パワハラをする教授を独断で解雇したり、構内でのトラブルに介入し事態収拾をするなど、一部からは憧れの対象であり、一部からは畏怖される存在なのだ。 「さて、私は先ほどの奴等に制裁を与えなければいけないから、これで失礼するよ」 「はい、ありがとうございました!」 厳島さんは、まるで突風のように走って行ってしまった。 それにしても、今回は助けが来たから良いものの、次からは気をつけないとな。なんてったって、今の俺は非力な女の子なんだから。 821 :佐白 :2008/05/19(月) 16 58 05.25 ID vORy/rs0 気を取り直して、俺は教室に向った。1限目の講義は個別に出席確認をしない先生だったため、難なく講義を受けることが出来た。しかし、問題は2限目だった。2限目は必修単位の講義であると共に、教授が一人一人の名前を呼び上げて出席確認をするため、今の俺では講義に出席できないのだ。 どうしよう、どうする?俺は解決策を必死考えてみるが、良い案は一向に浮かんでこない。 その時、ポンッと肩を叩かれた。 「ひゃいっ!」 不意打ちに、つい驚きの声を上げてしまった。 「あはは、ひゃい!だって。何をそんなに怯えているのよ?まるで本物の女の子ね」 「え?」 そこにはスーツ姿のカグヤが居た。なんでカグヤがここに? 「言わなかったかしら?アンタが元に戻るまで、私たちが生活をサポートするって」 私たち、とは勿論カグヤが所属する団体のことだろう。 「サポートって、具体的には?」 「んー、昭人が今まで通りの生活を送るためのサポート」 全然具体的じゃなかった。 「とにかく、大学に関してはもう心配要らないわよ」 「どうしてさ?」 「アンタの必修講義は、全部私がすることになったから」 「な、なんだって!?」 カグヤが言うには、あっちの世界のありがたーい技術を駆使して、この大学の講師に成りすまし、俺の必修講義を受け持ったらしい。さらに、俺が他に履修している授業の講師も、全員カグヤたちのスタッフらしい。ということは、さっき出席した講義の講師も・・・・・・。 「なんていうか、やっぱ無茶苦茶だよな。そっちの世界は」 「その言葉は心外ね。もっと感謝の言葉を言って欲しいくらいよ」 「はいはい、ドウモアリガトウゴザイマス」 何はともあれ、こうして俺の安らかな大学生活は保障された、この時の俺はそう思っていた。
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836 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/02/26(日) 21 36 39 ドイツ第三帝国はヴォルフスシャンツェのある日。 そこでは今や欧州の覇者、巷では第二のナポレオンと目されるアドルフ・ヒトラーが、 スケッチブックを相手に格闘していた。そしてその横では第三帝国の軍需を支える大黒柱、 アルベルト・シュペーアがそれを些か冷ややかに、うんざりしたように見つめている。 提督たちの憂鬱 支援SS ~とある総統の妄想都市(シムシティ)~ 「シュペーア、どうだね?これは『北米新都市圏構想』の実現予定図なのだが……」 ヒトラーは得意げに、自分のラフ画をシュペーアに見せる。 元々芸術家を志していただけあり、そのデッサンはとても精巧だった。 しかし、その精巧さもシュペーアの曇る内心を晴らすには至らない。 (ただでさえ『ゲルマニア計画』が遅滞しているのに、 その上こんな事まで始めるとは……私の目が黒い内はペーパープランのままだといいが) ドイツが北米救援(という名の侵略)を実行に移した頃から、 ヒトラーは閣僚内でこの『北米新都市圏構想』をぶち上げていた。この構想は、 未曾有の大災害で壊滅したニューヨークなど北米の大都市に代わる新たな『北米の中心』を、 ドイツ人の手によって再建するという、いかにもヒトラーらしい壮大な構想で、 ナポレオン3世もビックリの『世界首都ゲルマニア』計画に匹敵する規模だった。 837 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/02/26(日) 21 37 14 具体的には、北米の独領へラジオ放送の電波を届けるための、 全高333mという巨大な電波塔(エッフェル塔を模した形)を中心にして、 そこから幅77メートルの『大路』7本(それぞれ七大天使の名を冠する)を放射状に伸ばし、 それぞれの道を12本の『環状道』(十二使途の名を冠する)と環状の高架鉄道で繋いだ上で、 各所には意匠を凝らした大理石の彫刻を配置(大路のベンチは全て大理石製で彫り物がされている)、 都心の郊外は余暇を楽しむための運動場や公園、森林が隙間無く取り囲むという、 どう見ても予算度外視です、本当に(以下略)な厨二病全開の計画である。 最初この構想を聞いたシュペーアは、主に建築学的な面で興味を示したが、 構想そのものは実現不可能な夢物語と考えていた。しかし彼の示した興味を構想への賛同と勘違いしたヒトラーは、 今日もせっせとデッサン描きに勤しみ、そして模型を作らせていたのである。 「特にこの津浪対策機構などは素晴らしいアイデアだと思わんかね?」 「はあ……都心部とそれを囲む緑地を一段高くして、それをまた鋸状にした防塁で囲み津浪で押し寄せる水を分散、 谷部分に集中する水は地下へ引き込んで被害を和らげる、という事ですか?」 「この図だけで即座に理解できるとは流石だな。そして地下のスペースは平時には……」 シュペーアの心中を知ってかしらずか、ヒトラーは自身の案の可否を尋ねてくる。 無視するのも不味いので適当に答えるとヒトラーはさらに調子に乗る。完全な悪循環だった。 838 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/02/26(日) 21 38 08 1943年頃のヒトラーは、こういった巨大建築や文化関係に特に強く執着していた。 その理由は泥沼の独ソ戦からの逃避、国民の厭戦感情を逸らすためなど幾つか挙げられるが、 中でも有名な理由が『日本への対抗心』である。 日本が日米戦争の際に明らかにした強大な兵器群は、 欧州列強の軍関係者に巨大な衝撃を与え、そのSAN値をマイナスにまで突入させていた。 ドイツなどは第一次大戦の頃から日本と険悪な関係にあったので、受けた衝撃の大きさは想像に難くない。 ヒトラーが巨大建築に執着したのも、この衝撃に自国の軍へのプライドを傷つけられた事が原因ではないかという事だ。 兵器では対抗できないかもしれないが、建築や芸術なら負けない、という芸術家志望ならではの埋め合わせの仕方である。 もっとも、それに付き合わされる周囲はたまったものではないだろうが…… 「そしてこのスタジアムは……」 (いつになったら終わるんだ……) もともと建築家である上にヒトラーとも近い位置にいたがために、 『付き合わされる周囲』の筆頭となったシュペーア、彼に心の休まる日が訪れるのはいつか。それは誰も知らない…… ~ fin ~